“breakdown〜real or delusion?〜”

 俺とエレンと、正気なのはどっちだろう?


 カタリナと組んで、共同で経営する会社の為に世界を駆け巡る。カタリナには別の目的――奪われたマスカレイドを取り戻す――がある為、基本的に目ぼしい物件を探すのは彼女の仕事だ。それに対して俺の仕事は、実際に出向いて買収などの交渉を行う事。勿論、この分担は必ずしもでは無い。場合によってはカタリナが買収に出向く事もあるし、彼女が自ら立ち入る事を禁じているロアーヌ地方では俺が物件を探す。
 日々は慌ただしく過ぎて行く。本拠地であるピドナでの信用は確実に上がっている。以前メッサーナの王位継承のゴタゴタで崩壊したクラウディウス家が率いていたグループも買収の過程で探し当て、今では我が社の傘下となった。全ては順調に進んでいる。だが。
 それは突然襲って来る。猛烈な不安。足下に開く底無しの虚無の穴。
 俺が見ている世界は、他の人間と同じモノなのか?
 誰もが同じ世界を見ていると、本当に断言出来るのか?
 疑い出すとキリが無い。そして俺は首を振り、それらの迷いを振払う。そんな事で頭を悩ませているヒマなど無いのだ。
 原因は分かっている。それは4年前の事だった。

 4年前、エレンが母親に頼まれたという買い出しに、俺とユリアンが同行する事になった。1つは農場に必要な種と苗の注文の為にロアーヌへ、もう1つは必需品である薬を注文してあるツヴァイクまで取りに行く、というものだった。
 それにはもう1つ、俺達若い連中にも経験を積ませるという事も目的に入っていた。その頃はまだモンスターも弱く、むしろ盗賊や強盗の方が問題な程だったが、それでも自警団員としてそこそこ実戦経験があるという事で、許可が出たのだ。何より俺達は付き合いも長く、戦闘の基礎の部分を同じ人物――実はエレンの死んだおじさん――から教わっていると言う事もあった。
 そして俺達は、意気揚々と出発した。ロアーヌで注文を済ませたらミュルスから船に乗ってツヴァイクへ向かう。そして薬を受け取りまた船でミュルスに戻り、もしタイミングが良ければロアーヌでも種と苗を受け取ってシノンに帰る。それだけの事だった。その筈だった。しかし。
 あろう事か、その最初のロアーヌでユリアンが池に入って、カゼをひいてしまったのだった。落ちたネコを助ける為という理由は確かにユリアンらしいが、結果がコレでは流石に困る。とりあえず注文を終えた後だったのでそのままミュルスに向かったものの、案の定そこでユリアンはダウンしてしまった。仕方無くそこで俺達は予定外の宿を取り、この後ユリアンをどうするか話し合った。
 ……違うな、結論は先に出ていた。むしろ時間が掛かったのは説得作業だ。エレンに想いを寄せる1人でもあるユリアンにとって、こんな機会を逃したくは無いだろう事は分かる。しかし人数が減る事よりも病人を抱えて歩く事の方が危険なのだ。そう言ってここに残る様言い聞かせたのだが、ユリアンは頑として聞かなかった。
 結局ひと晩様子を見て、それでも熱が下がらなかったら置いて行くという事で俺達は合意した。

 そして迎えた次の朝、熱が下がるどころか更に上がっていたユリアンは、逆に病院行きになった。
 こうなるともうどうにもならない。ユリアンを迎えに来てもらう為にシノンへ手紙を送り、病院にはそれ迄の間面倒を見て貰える様に頼んだ上で、俺とエレンの2人でツヴァイク行きの船に乗り込んだ。
 ……病院に送られる直前、俺とユリアンが交わした会話を記しておこう。
 「オレのせいで足を引っ張るコトになったのは謝るよ。次はこんなことにならない様に気をつける。だからトーマス、オレ、お前のこと信じてるからな!」
 一瞬、ぶん殴ってやろうかとも思ったが、流石に思い留まった。
 「〜〜お前な、俺がエレンをどうこう出来るとでも思ってるのか?」
 間違っても腕力で適わない相手に挑める程の無謀さというのは残念ながら俺には無い。――命が懸かっているならともかくとして。それに、俺にしてもエレンにしても互いにその気は無いのだ。エレンは女を捨てている訳では無いが何処か男くささのある性格の所為か、俺にとってのエレンと言うのは気心の知れた友人でしかない。……まあ、ユリアンがそれだけ心配してしまうのは、やはりエレンに特定の相手が出来る事を恐れての事だろうが、せめてもう少し相手を考えて欲しい。

 次の厄介事は、そのツヴァイクでだった。薬の数が揃ってなかったのだ。
 当然俺達は――と言うより、殆どエレンが――抗議した。しかし応対に出た中年男は材料が足りなくて作れないと言うだけであとのセリフはしどろもどろ、結局途中で他の社員から何やら耳打ちされ慌ただしく奥に引っ込んで行くついでに、俺達を店から追い出したのだった。
 気が抜けて、何だかくたびれた気分になりながらもその日の宿だけは確保すると、俺達はパブで腹ごしらえをした。そしてこれからどうするかを話し合ううちに、原材料の供給元であるポドールイへ行こうと言う事になった。
 勿論、言い出したのはエレンだった。そもそもエレンはその場でただじっと待つと言うタイプじゃない。自ら動いて結果をもぎ取る、そういう奴だ。
 だが、この時俺は首を振るべきだったのだろうか? 結果から言うとそうなるかもしれない。この道中で俺に対して周りから、そしてエレンからも期待されていたのは1度目標が定まるとそこへ向かって突っ走ってしまうエレン本人と、既にそこにはいなくとも、もしいたらそれに同調して行ってしまっただろうユリアン、この2人の歯止めになる事だったと思う。
 でも結果だけから言われても困る。時間の問題、資金の問題――これについては余裕を持って来ていたとはいえ、ユリアンの入院時に大部分が失せていた――その他諸々を含めて考えた上で、エレンの提案に乗る事にしたのだから。


 そう、ここからが俺にとって1番問題になる出来事なのだ。


 俺が異状を感じ始めたのは、ポドールイまであと少しと言う所でだった。
 首筋がざわざわする様な、異様な悪寒。ここから早く離れなければならないという強迫観念から無意識に馬足を早めてはエレンより前に出てしまい窘められ、何度かそれを繰り返したあと俺がそれを訴えると、どうやらエレンも同じ事を感じていたらしかった。
 「あたしもヤな予感がするのよ。それじゃ、やっぱり急いだ方がいいのかも」
 しかしそう言うが早いか、エレンはダガーを取り出すと俺の後ろに向かって投げ付けた。俺の傍を掠めたそれは、固い音を立てて木の幹に刺さった。
 そしてインプが姿を現した。“悪魔”と呼ばれる系統のモンスター、中でも最弱の部類にあると言っても、数で来られたら今の俺達が逃げ切れるかどうか、かなり怪しい。
 俺達は全速力で馬を走らせた。正気を失った小妖精達、獲物を見つけて凶暴さを増す野犬の集団、だけどそれら全てに構っている余裕も無い、出来る限り1度の行動で量を始末出来る方法で攻撃し、ひたすらに馬を走らせる。
 ……そして、俺達は、道に迷った。

 辿り着いたのはポドールイではなく、古い時代の砦だった。レンガ塀は所々が崩れ、壁に開いた穴が昔ここであっただろう戦闘の激しさを想像させる。
 俺達は物見の塔に登る事にした。エレンにとって高い所と言うのはサラを除けば恐らく唯一と言っていい弱点なのだが、遠くまで見渡すには俺の視力では難しく、そうでなくてもこの状況で二手に別れるのは危険過ぎる。適当な所に馬を繋ぎ、俺達は足早に塔を登った。
 最上階から周囲を見回す。しかし俺には砦の周りが森だと言う事しか分からない。そして下を見ない様にして眺め回していたエレンがある方向を指差した。
 「あっちの方に城が見えるね。あれって、あの吸血鬼伯爵のじゃない?」
 ポドールイの支配者は“吸血鬼伯爵”の異名の通り、魔族でありながら人間と共存の道を選んだレオニードという名のヴァンパイアだ。その城は高台から町を見下ろす位置に建っており、どうやらそれが見えたらしい。俺には周りの景色がぼんやりしていて見えないが、その方向からするとそれは北の方にある様だった。
 「こうなったらさっさと行こう。モンスター共も、すぐ近くまで来てるみたいだし」
 階段の方へ方向転換しながらのエレンのセリフに、思わず俺は下を見た。俺の視力では見える筈も無かったが、それでも見ずにはいられなかった。
 急いで階段を駆け下りる。処が、外に出た所で俺達はゴブリンと鉢合わせしてしまった。数は3体、それは雄叫びをあげながら俺達に襲い掛かって来た。
 ゴブリンが手前にいるエレン目掛けて手斧を振り降ろした。エレンはそれを避けるとその首へ回し蹴りを見舞った。首を異様な方向へ捩じ曲げてゴブリンが倒れる。そのゴブリンが落とした手斧を拾ったエレンはブーメランの様に投げ付け、それは2体目のゴブリンの足を切り裂くと緑色の血を迸らせながらエレンの手に戻る。エレンはもう1度その手斧を投げ付け、そのゴブリンの息の根を止めた。そこ迄の動きは流れる様で無駄も無く、その時の俺はと言えばただ茫然とその様を見ていた。本当に、自分と同じ程度の実戦経験しかないのかと疑いもした。
 やがてさっきの雄叫びを聞きつけたのだろう、他のモンスター共までが集まりだした。幾ら何でもそこまでエレン1人に任せる訳にもいかず、俺は左から来た狼の群に術を放った。玄武の基本術、スコール。広い範囲に効果があるので当たるかどうかを気にせずに済む。ほぼ巻き込んで足留めになった所へ追い討ちを掛ける様に、エレンに当たらない位置まで踏み込んでから俺はムチを揮った。
 その頃にはエレンもゴブリンの始末が終わって、今度は右から来たクモの集団を蹴散らしていた。手足を、首を切り落とし踏み潰していくエレンから離れ過ぎない様に、俺は狼達から少しずつ後退する。しかし。
 そこで、視えてしまったのだ。狼の中の1体が人型へと変わっていくのが、見えなくてもいいのに見えたのだ。ぼやけた視界の中でそれだけが、はっきりと見えてしまった。人狼、人と狼のハーフリングに、今の俺達がかなう訳が無い。俺はエレンの方へ振り返り、叫んだ。
 「逃げろ、エレン!!」
 俺は全力で駆け出した。だが背中を見せた事で、人狼は飛び上がり一気に間合いを詰めて来た。一瞬影が頭を隠した事で、俺は反射的に左に避けて直撃を交わす。それでも爪が頬を掠め、鋭い痛みが走る。
 着地した人狼に向けて俺はムチを揮うがその尋常じゃ無い反射神経で掴まれてしまい、この俺が力で勝てる訳も無くすぐに手を離した。代わりに再びスコールを見舞ってやったが、しかし人狼は軽く首を振っただけで全く効いた様子が無く、逆に更に詰め寄って来た。
 爪が今度は右腕を切り裂いた。それが利き腕じゃないと言っても、腕力も無くしかも丸腰の俺にはもう立ち向かう術が無かった。
 もう1度、逃げろ、と言うつもりで俺はエレンを見た。まるでそこだけ時間が止まっているかの様に、エレンは人狼を凝視したまま凍り付いた様に固まっていた。そのエレンの口が、大きく開く。
 エレンが、絶叫した。辺りのもの全てを揺るがす叫び声。人狼がマヒした様に動きを止める。だが、それだけでは終わらなかった。
 人間の声にもこれ程の力があったのか? それともこれが共鳴というヤツなのか、びりびりとした振動が俺にまで伝わって来た。壁に、レンガ塀にヒビが入り、徐々に崩れだして行く。エレンを中心にして振動波が広がって行くのが分かった。そしてその直撃を受けて、俺は気を失った。
 その瞬間見えたのは、何故か満月の元で姿を変える“誰か”の姿だった。


 ……そうだ、あれは、――さんだ……


 気が付くと、俺はベッドの上にいた。
 薄茶色の天井が目に入る。俺は首を動かし、辺りを見回そうとした。しかし右を向こうとした途端に痛みが走り、思わず呻くハメになった。そして呻きながら思い出した。それは人狼にやられた所だった。じゃあ、ここは一体、何処なんだ?
 起き上がろうとする。だが頭がぐらぐらしてとてもじゃないが身体を起こす事さえ難しい。やがて勢い良く扉が開いて、エレンがもう1人女性を伴って現れた。眠っているとばかり思っていた俺が起きていたので2人とも驚いていたが、丁度いいとばかりに俺を起こすと服を脱がし、包帯を取り、傷の具合を診て処置をすると包帯を巻き直し、新しい服に取り替えさせられた。……勿論、抵抗する程の気力が無かったので、俺は完全にされるがままになっていた。
 ここはポドールイだった。しかも目的地である薬の原材料の供給元、マンドラゴラハンターの集会所だった。そして女性は仕事があると言って部屋を出て行き、エレンはベッドの隣にイスを持って来て座ると薬瓶を出して俺に見せた。
 その中身は、俺達がツヴァイクで受け取る事になっていた薬と同等の物だった。何でもここでここまで加工してからツヴァイクへ、それもここ2、3年は前の1。5倍もの量を卸していると言う話だった。
 「おかしいと思わない? それだけ取り寄せてるワリにはそんなにはやってるカンジじゃなかったし、あのおっさんも足りないとか言っておどおどしてたじゃない」
 確かにエレンの言う通りだ。だが俺にはそのツヴァイクでの出来事が、何だか遠い昔の様に感じられた。
 エレンは言った。もしかすると裏で何かやってるかもと。事実その通りだった。だがそれが判明するのは、俺がカタリナと会社を始めツヴァイクポーションを買収してからの事だ。そして更に続けた。これならば、向こうの会社を通さずにこちらから直接仕入れた方がいいだろうと。しかし今回ばかりはそうもいかなかった。既にツヴァイクポーション側に前金が行っている以上は、今回だけはそちらから仕入れるしかないと俺は言った。……勿論、次からはそうする様に俺からも言っておくと付け足したが。
 それから俺は、ここで俺が目覚めるまでの話を聞いた。全ての魔物が倒れた後、エレンは気絶した俺に止血を施すと馬に乗せ、まっすぐこのポドールイまで馬を飛ばしたのだった。幸いその間襲われる事は無かったが、俺が高熱を出していたので不安な事に変わりはなかったと言う。
 「でもこっちで診てもらって熱の原因聞いて気が抜けたわよ。ユリアンにカゼうつされてたんなら、もっと早く言ってよね」
 ――何?
 それを聞いた瞬間、何かがおかしい事に俺は気が付いた。大体俺はカゼなんかひいてた覚えは無い。あの時感じた悪寒も何もかも、全部カゼのせいなんかじゃ無いと断言出来る。そしてそれ以上に、何でエレンはこうも平然としていられるんだ? あんな――普通では考えられない様な事をやってのけながら、何でいつもと同じ態度でいられるんだ?
 俺は確認した。砦の跡でモンスターに襲われた事を。エレンは大きく頷いた。その通りだと。ゴブリンとクモの群をエレンが始末した事も。――だが。
 「俺が狼の群と戦って、」
 「最後に残った1匹に襲われてケガをした」
 そこが違っていた。俺は反射的に起き上がろうとしたが、再び痛みに呻くハメになった。“人狼に”やられた所だ。だけど意識は――記憶は、徐々にはっきりとしてくる。そんな筈は無い、遠くでだけじゃない、ほんの目の前まで来た“それ”を、確かに俺はこの目で見たのだ。
 呆れた様に、エレンは言った。
 「そんなのがいたら、あたしらが生きてここにいられるワケがないじゃない」
 それは確かにその通りではある。だがそれでも、俺は食い下がろうとした。まっすぐに俺を見据えるエレンの目に怯みそうになったが、俺は俺が見たまま、覚えているままをエレンに聞かせた。
 しかしそれでもエレンの自信は揺るがなかった。エレンが叫んで衝撃波を出した事を言っても、だ。エレンは力強くそれを否定した。自分にそんな事が出来る筈が無いと。そしてそもそも“人狼”なんてモノが見えた時点で幻覚症状を起してたに違いないとも言った。さもなくば、熱に浮かされてみた夢とごちゃまぜになっているのだろうと。そしてそう言われているうちに、俺は自分がエレンの話を受け入れている事に気が付いた――いや、それで納得したがっている事に気が付いた。
 それはそうだ。幾らあそこが辺境でも、地続きである以上は森を抜けて俺達の住むシノンへも、あの“人狼”が出現する可能性がある。それは、あまり楽しい未来では無い。出来る事なら否定したい。そう、他の誰でも無い俺自身が自分が見た“もの”を否定したがっていたのだ。
 俺とエレンと、どちらの言い分が正しいのかなど、恐らく誰にも判らない。あの砦跡に行けば何か判るかもしれないが、俺がエレンの話を受け入れたがっているのと同じ理由で確証を得ようと言う動きは起こらないだろう。その上もしかすると同じ目に遭っていたかもしれない――そして俺達に何かあったか気になって仕方が無い筈のユリアンでさえ、流石に自分が起したトラブルを気にしてなのか何も聞いて来なかった。誰だって魔物が怖い。長い事姿を現さなかった強力な魔物が相手ならば、尚更だ。だけど、それだからこそ俺の不安は解消されない。そしてそれは不意を突いて蘇って来るのだ。
 疑うべき相手はエレン1人。だがエレンは何も変わらない。変わらないからこそ疑いたくなるが、同時に俺の自信も揺らぐ。


 俺とエレンと、果たしてどっちが正気なのだろう?



[ No,199  Sword様 ]

comment by sword
#トーマスの一人称でお送りしました今回の話、如何なモンでしょーか。
 実は2002年の6月に出した本のリベンジだったりします。
 どうしてもロマサガonlyイベントに新刊を出したくて勢いで出した本だったのですが、
 どうも出来に納得がいかない……というか、
 自分が目指す方向性の話だったにも拘らず途中のある会話文の所為で
 それがぶち壊しになってしまったと言う非常に後悔が残る代物だったのです。
 処がその会話文と言うのが事情があって外すに外せず、
 無念のみを引き摺る結果になったので今回のリベンジと相成ったのでありました。
 尤も、本の方と違って今回は足枷を外せた分だけ
 びみょーに中身が違ってたりするんですが。
 ちなみに本のタイトルは今回の話のタイトルと同じです。
 そして本文の長さはこれの約3倍(汗
 ……今回の作業で、自分の小説が如何に会話文が多いか判りましたよ……

#でも本当は投稿するかどうか迷ったんですがねー。
 だって肝心の本がまだ売れ残ってるんだもん(ばく
 年に2、3回程度しかイベントに出ないから当然っちゃー当然なんだが(滝汗
 ……気になる人は直接聞いてやって下さいι(宣伝みたいになってしまった……)